しらゆきの日常

着物の格ってなに?

こんばんは!
スレンダー着付け教室SHIRAYUKIです✨

着物には格というものがあります。
ややこしかったりもするんですが、
覚えて、一度揃えてしまえば、洋装より楽なんて声も!
(特にコーディネートが)

その格を決めるポイントについて解説していきます。

格は、格は紋の数で決まる!

まず、着物には、大きく分けて普段着とフォーマル着があります。

普段着物
紋は付いていないものを着用(無紋)

フォーマル着物
紋は付いているものを着用
※訪問着・付け下げ・振袖は無紋でもフォーマルで着用OK!
※色無地は紋なしはおしゃれ着になります。

紋の個数は、0(無紋)、1(一つ紋)、3(三つ紋)、5(五つ紋)があります。
数が多いほど格が高くなります。


紋を入れる箇所

一つ紋
背縫いの上部(背紋)に一か所のみに入れます。
色無地や江戸小紋、訪問着などによく付けられます。
格は低いですが、活用範囲は広く、使い勝手がいいです。

三つ紋
背縫いの上部(背紋)と、両袖の後ろ側(袖紋)の3箇所に入れます。
色無地や色留袖などによく付けられます。
五つ紋より格は下がり、略礼装となりますが、格式あるパーティーなどにも着用できます。

五つ紋
背縫いの上部(背紋)と、両袖の後ろ側(袖紋)、両胸(抱き紋)の5箇所に入れます。
色留袖、黒留袖、正式な喪服などに入れられます。
最も格が高く、第一礼装になります。


格は紋の入れ方によっても変わる!

染め抜き日向紋
紋を白く染め抜く技法。
最も格が高い家紋の入れ方となります。
そのため、正礼装の着物には、染め抜き紋を入れます。

縫い紋
刺繍で紋を入れる方法です。
抜き紋に比べて格が下がり、略礼装となります。

貼り付け紋
後から貼り付けて紋を入れる方法です。
通販などでも売っているので、自分でも簡単にできます。

※上:格高い⇔下:格低い順になっています。
※他にも様々な手法がありますが、主流はこの3つだと思います。
※色無地・江戸小紋では家紋ではない【しゃれ紋(刺繍)】を楽しむのも〇


紋の数や入れ方はどう決める?
紋の入れ方や、数は【どこに着て行きたいか】用途が重要!
目的に合わせて決めましょう♪
とりあえず1枚持っておきたい!と言う場合は、【一つ紋の色無地】や【訪問着】が着用範囲が広く、おススメです◎

フォーマルに合わせる小物
フォーマルは、帯や小物の格を合わせることも重要。
帯は銀糸銀糸の入った袋帯を。
帯揚げは淡い色合いのものを。
帯締めは平組か冠(ゆるぎ)を選ぶようにしましょう。

※帯締めも銀糸銀糸の入ったものがおすすめです。
※正装は、帯揚げは白、帯締めは白・金・銀の平組か丸組。


いかがでしたか?
着物は重ねて着るものなので、お祝い事にもピッタリの装いなんです。

お子さまの入卒式や七五三…

友人や親族の結婚式・披露宴…

頻度は少ないけれど、いずれも思い出にたくさんの写真を撮るシーンばかり。

スレンダー着付け教室SHIRAYUKIでは、
初心者から、フォーマルコースを学ぶことができるので、
「早くフォーマル着付けだけ覚えたい!」という方にもおススメです◎

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